ケガや筋肉痛などが起きた時に、痛みをやわらげようと患部を冷やした経験はありませんか?
これは「アイシング」と言う広く知られる応急処置の一つです。
とはいえ、その方法や効果を正しく理解している人は少ないと思うのでわかりやすく説明していきたいと思います。
Ⅰ.アイシングの基礎知識
アイシングとは、外傷や筋肉痛などの炎症を起こしている部分を氷を使って冷やし、痛みや腫れを抑える方法です。
アイシングは2つのタイプに分けられ、
①ケガや痛みなどの症状がある場合
②スポーツなどで関節や筋肉を酷使し、早急に疲労回復が必要な場合
2つに共通しているのは、熱を持っているということ。
熱を下げて体温を調節するためにも、アイシングが役立ちます。
①.アイシングで期待できる効果
アイシングは、
①リラクゼーション
②神経の伝達を遅くする
③血管を収縮させる
という大きく分けて3つの効果が期待できます。
スポーツの現場ではあたりまえに行われているアイシングですが、未だに医学的な効果は不明な点も多く、筋肉の緊張を和らげるためのリラクゼーション法の一つとして取り入れています。
ただ、アイシングによって痛み緩和の効果が期待できるのも事実。
氷を当てて5~10分経つと、皮膚温度が低下することで神経の伝達速度が遅くなり、痛みの感覚は鈍くなります。
また、打撲などで切れてしまった血管や毛細血管を収縮し、出血を減少させることで患部の腫れを抑えます。
血管を収縮させることで出血を抑えられるのと同時に、血管の横を走る神経への圧迫も抑えられるので、痛みを防ぐこともできます。
2.「RICE」
①Rest(安静)
肉離れや骨折などは無理に動かすと悪化させることに。できるだけ患部を固定し動かさないことが大切です。
②Ice(冷却)
腫れた箇所をアイシングによって冷やすことで熱や痛みが広がるのを抑えます。
③Compression(圧迫)
患部を圧迫することで、内出血したり腫れたりするのを抑えるのに有効です。
④Elevation(挙上)
血流を減少させ出血や腫れを抑えるためにできるだけ患部は心臓より高く上げましょう。
まとめ
捻挫などのケガをした時は、安静(Rest)、冷やし(Ice)、圧迫(Compression)、挙上(Elevation) がポイントです。
これらの処置は頭文字をとって「RICE(ライス)」と呼ばれ、応急処置の基本となります。
覚えていて損はないですね。
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