「どういうこと?」と思っている方も少なくないでしょう。
実は、脳と腸は密接な関係でお互い影響を及ぼしあっています。
つまり腸を元気にしておくと、脳にも良い影響を与えるということです。
今回は、脳腸相関(のうちょうそうかん)についてわかりやすくお話します!
脳腸相関とは
今まで、試験前や人前でスピーチするなどの前に緊張でお腹が痛くなったことはありませんか?
多くの方が経験したことのあるようなこの生理現象は脳が自律神経を通して腸にストレスだという情報を与えているからです。
逆に、腸の状態が脳の機能に影響を及ぼすこともあります。
それは、脳で感じる食欲には、消化管から出るホルモンが関与していたり、腸が病原菌などに感染すると脳で不安感が増すと言われています。
このように脳と腸は神経を通じて情報を交換し、お互いに影響しあっていることがわかりました。
その、脳と腸の関係を「脳腸相関」といいます。
腸の状態を良くしておくことが、脳にも良い影響を与えることができます。
体の第二の脳
腸は、脳と同じように情報を処理や伝達する役割を担う神経細胞が存在しています。
この腸の神経細胞が独自の神経ネットワークで、腸は脳からの指示がなくても自分で考えて働くことができます。このことから、腸は「第二の脳」と呼ばれています。
脳は消化に関する働きのほとんどを腸に任せるようになっているので、腸と脳は常に連携して健康にいれるように働いてくれています。
腸の働き
①消化吸収…食べ物を消化し、栄養素を吸収する
②排便…水分を吸収して便を作り、体外に排便する
③免疫…外敵(細菌・ウイルスなど)から体を守る
④脳腸相関…脳と情報を交換する
腸は、脳と情報を交換すること以外にもたくさん働いてくれています。
腸内細菌
腸内細菌とは、人間の腸内に住む微生物のことで、数は約100兆個、種類は約1000種類にのぼり、良い菌や悪い菌、どちらでもない中間的な菌が共生しています。
この微生物の集合体が、顕微鏡でみるとカラフルなお花畑に見えたことから「腸内フローラ」と呼ぶようになったそうです。
幸せホルモン
脳には幸せを感じるもとになるひとつにセロトニンというホルモンが存在します。
脳内でセロトニンが正常に作用すると、人は前向きな気持ちを保てたり、幸せを実感し、健康にすごせると言われています。
しかしセロトニンが不足していると、イライラしたり、短気になるようです。
そのセロトニンは腸管で作られていて、生成には特定の腸内フローラがの関与が明らかになりました。
生活習慣で決まる腸内フローラ
腸内細菌は体にとって良い作用の善玉菌と悪い作用の悪玉菌が競い合ってすんでいます。
自分の健康における腸内細菌、腸内環境をもう一度考えてみましょう。
腸の働きを良くするのに鍼灸治療は向いています。
薬ではなく、ライフスタイルの改善や鍼灸が腸内の環境を変える可能性があります。
病気の予防、健康の維持を目指していきましょう。


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